2022年2月18日

プロローグ攻略メモ | 基本操作 | 日本語のあらすじ =) Total War: WARHAMMER III

 ドラマティックなプロローグ・キャンペーン「The Lost God」でTotal War: WARHAMMER IIIのプレイに必要な基本操作を学ぶことができます。
 初めてこのゲームを遊ぶ方はもちろん、I,IIと遊んで来た歴戦のプレイヤーにもひとつのキャンペーンとして(ちょっと簡単ですが)楽しめる内容になっていると思います。
 ※この記事にプロローグの結末に関するネタバレはありません。


●ゲームの初回起動後

 初めてこのゲームを起動した場合は、アドバイザー(!)と同じ声の人物のモノローグによるオープニングムービーのあと、そのまま本編のメインメニュー画面へ移行するか、プロローグ・キャンペーン「The Lost God」をプレイするかの選択画面が開きます。
 「プロローグ」を選ぶと、プレイヤーや敵、友軍などを示すカラーセットの選択画面などが表示された後、ゲームが始まります。
 メインメニューからもこのキャンペーンをプレイし直すことができます。

●導入

 北方の地Kislev(キスレヴ)の民は極寒の中で滅びに瀕していた。
 その咆哮で冬の終わりをもたらすはずの大いなる熊神Ursun(ウルサン)は、七年もの長きに亘って姿を現していない。
 女王の命によりUrsunを探すKislev調査隊の指揮官Yuri(ユーリィ)は重なる犠牲と乏しい物資を前に、このままChaos Wastesの地を強行するのか、それとも何も得られないまま撤退するのかという厳しい選択を迫られていた。
 吹雪く峻険を仰ぎ、Yuriは神へと訴え、叫ぶ。
 その時、弱々しくも確かなUrsunの声がYuriの耳に届いた。
 Ursunは何故か闇の中で目覚め、そのまま影に縛られ続けているのだという。
 その言葉を受け、彼を、そしてKislevを救うためにも、Yuriは進軍を決意するのであった。
 最北の野営地Dervingard(デルヴィンガルド)を目指して――

(文:宮島シラズ)

●プロローグ・キャンペーンの流れ

 Kislevのプリンス(※)Yuri Barkovを主人公としたキャンペーンで、遊びながら基本操作とゲーム進行を学んでいけます。
 一部のレイアウトを除けば、操作方法は従前作とほぼ同様ですが、以下に軽くまとめておきます。
※ KislevにはTzar(女性はTzarina)を頂点とした統治制度が敷かれており、彼は他国で言うところの公爵や貴族といった立場に当たる。

[キャラクターの選択と移動]
・キャラクター(部隊のリーダー)を左クリックして選択。
 その状態で目標地点を右クリックして移動。
・ミッション目標は、右下のボタンからパネルを開いて確認できる。
・オプション類は画面左上のボタン、もしくはESCキーで開ける。

[戦闘中]
・リーダー、ヒーロー、一部のユニットは固有のスキルを修得・所持している。
 画面左下のキャラクターの顔の周りにサークル状に並んだボタンから発動できる。
 魔法の場合、画面右下のWinds of Magicゲージの周りにやはりサークル状にボタンが並ぶ。
・ユニットを左クリックで選択し、マウス右ボタンでドラッグ&ドロップすると、部隊を好きな形に展開できる。
 始点から右方向にドラッグすると画面上方向へ部隊が向き、左方向にドラッグすると画面下方向へ部隊が向く。
 後衛を守るために望んだ場所・方向に槍兵で壁を作る、森の中に騎兵を隠すなど、使用頻度の高い操作。
・Ctrlキーとマウス右ボタンを押しながら動かすと、ユニットが進行するルートを描ける。
 直線ではなくカーブを描いて進軍させたい場合や、騎兵に敵陣の側面を攻撃(フランキング)させる際などに役立つ。
・なお、フォーメーションなど一部の指示ボタンはチュートリアルが進行するまで使用できない。

[The Lost God 攻略メモ]
※以下に掲載しきれていないミッションもあります。
 内容としては「敵を3部隊倒せ」といった、進軍していけば自然に達成できるものがほとんどです。
 報酬として魔法の装備が与えられたり、新しいユニットの徴募がアンロックされたりします。
 中には数が限られているユニットもいます。(死亡した場合でも再雇用可能)

・北に進んでいくと廃墟Kislev Refugeが見つかるのでシェルターとして確保する。(ミッション「Respite」達成)

・Kislev Refugeを選択、建設メニューからKislev Campにアップグレードする。完成まで1ターンかかる。
 (※ここまでにセーブ&ロードを挿んでいるとエンドターンの砂時計が表示されないバグがある模様。Enterキーでターンを送れる)
 2枠目にStore Houseを建造する。完成まで1ターンかかる。

・北へ進むとDervingardとBeaconと呼ばれる小さな砦から逃げて来た一団と会う。
 彼らの安全を確保するか、血に飢えた首長Skollden, the Wolf of Dervingardを成敗するかという二者択一だが、どちらを選んでも展開に大きな違いはない。
 以降の二択も同様で、得られるTrait(ボーナス特性)が変わるのみ。
 結末が変わる、とかだったら…… ("ω") それだと勢力がひとつなくなっちゃいますか。

・キャラクター装備のチュートリアル
 装備品はキャラクターパネルのMagic Items枠から確認と装備が可能。
 フォロワーはAncillaries(補佐官)枠にセットすることでそのリーダーに随行し、特性を付与する。

・北に進むと、Beacon砦とそれに襲いかかるSkolldenが見つかる。
 Yuriを選択後、Skolldenを右クリックし戦闘を開始する。
 マニュアル戦闘のみで自動解決はない。

・戦闘のチュートリアル
 難易度は易しめなので、基本的にユニットを選択して敵ユニットにぶつける(右クリック)だけで撃破していける。
 途中弓兵の援軍が加わるので、近接ユニットと遠隔ユニットの違いや、運用を学ぶ。
 剣や槍を持った近接ユニットを前に並べ、弓などを撃つ遠隔ユニットに敵を近寄らせないようにする。
 複数のユニットのフォーメーション設定で一括指示できるが、この段階では使えない。

・戦後処理のチュートリアル
 敵を捕虜(※)にする(部隊回復)、敵から略奪する(資金獲得)のいずれかを選ぶ。
 勢力によってはほかの選択肢も加わる。
 ※Indenture=「この荒れ野を切り拓くためにやるべきことがたくさんあるのだ」と、命に従うよう誓わせる。

・部隊へのユニット徴募のチュートリアル
 ユニットの徴募にはコストとターンがかかる。
 雇ったユニットにはそれぞれ維持費がかかる。
 1ターンにつき同時に最大3ユニットまで徴募待ちにできる。(最大数は建造物や特性などのボーナスによって増える)
 Armoured Kossarsを3つ徴募待ちにしてターンエンド。

・Scolldenたち北方種族は闇の神を信奉している。
 Ursun「狼は飼い慣らさねばな」
 北に進むとScolldenに急襲される。
 ユニット配置、高低差や林の利用、ユニットの相性などのチュートリアル。
 Yuriの[Ursun's Roar]は使用回数無制限、効果範囲無限の高性能味方強化スキルなので積極的に使っていく。

・北上を続けるとFort Dervingardに辿り着く。
 Beaconとは異なり、敵軍の占領地となっている。
 ユニットのグループ化やフォーメーション、市街戦のチュートリアル。
 正面左手から先に進んでいく。
 途中後方から敵の援軍(騎兵)が出現するので、弓兵を後衛にしている場合は槍兵と場所を入れ替えて対処する。
 上層から投げ槍で攻撃して来るMarauder Hunters (Javelins)に注意。
 Scolldenのもとまで辿り着けばその他の敵ユニットは敗走する。
 戦闘後、二振りの剣の内どちらを取るか選択。
 アビリティを発動可能なユニーク剣を取得する。

・Dervingardに広がるChaos Corruptionを祓うため、[Totem of Ursun]を建てる。
 (これはシナリオ上の説明にすぎず、このプロローグ・キャンペーンではChaos Corruptionによる影響はなく、建造物にも抑制効果はない)
 1ターン経過後、クエストクリア。レア鎧を取得する。
 キャンペーン勝利条項の内、最初のひとつを達成。

・Hero: Frost MaidenのZoryaが出現する。
 Heroを部隊に加えるチュートリアル。

・Fort Dervingardの司令官であったSlaven Kurnz(カーンズ)は闇の神の力に取りつかれ、Chaos wastesの奥地へと去ったのだという。
 証拠の日誌を秘密にしておくか、弟Gerik(ゲリク)に伝えるかの二択。

・Lucent Mazeを目指す。
 北上しながら部隊を徴募していくといい。
 Yuriの部隊を20ユニットにすると実績[Royal Ranks Ramped]を解除できる。
 道中分かれ道などで二択が発生する。
 いずれを選ぶかで解除できるユニットなどに違いが出る。

・Daemonの姿を発見。
 YuriはKurnzのジャーナルを読み進め、何かしらの「試練」を乗り越えれば大きな見返りを得られることを知る。
 左右に分かれ道があるが、どちらを進んでも構わない。
 Tzeentch(ツィーンチ)の部隊をふたつ倒すか、Tzeentchが支配する砦をひとつ占拠するかの二択が発生する。
 いずれにせよ手近な敵部隊や砦で達成できる。
 戦闘の自動解決、戦闘からの撤退、クイックセーブのチュートリアル。

・敵の砦に攻めかかると、Encircle(包囲)とGarrison(ギャリソン=駐屯部隊)が損耗するまでのターン数、守備側の防衛施設建造物資量などのチュートリアル。
 自動解決もできるが、包囲して、ギャリソンに関するチュートリアルを見てもいい。
 ターンを経過するごとにどれだけギャリソンが損耗していくのかを確認できる。
 マニュアル戦闘を開始した場合、Frost Maidenに絡んで、魔法についてのチュートリアルが始まる。

・都市の成長度(Growth)と余剰人口(Population Surplus)、建造ツリー画面などの説明。
 都市をティアVまで成長させるミッション[Trial of the Ataman]が発生。Fort Dervingard、Blood-havenなどで達成可能。
 建築関係ではその他に以下の実績を解除可能。
[Spires to the Sky]:プロローグ中に都市を最大(ティアIII制限のある都市でもOK)まで成長させる。
[Establish & Advance]:プロローグ中に5つの建造物を建てる。

・Tzeentchを崇める北方民の村でKurnzの部隊(彼らはKhorneの影響下にある)に殺されたであろう遺体を見つける。
 彼らを埋葬して5ターンの間士気ボーナスを得るか、残っている物を奪って資金5000を得るかの二択。
 「なぜKurnzがやったとわかるのか」と問うGerikに、YuriはKurnzの日誌で同じシンボルを見たからだと答える。

・Heroアビリティを敵部隊に用いるミッション発生。
 Hero: Frost Maidenを選択後、敵部隊を右クリック。成否は問われない。
 ユニット: Ice Guard (Swords)をアンロック。

・テクノロジーツリーのチュートリアル。
 早めにFort DervingardをティアVにして高ティアユニットを徴募したいなら、都市の成長を速める[Spreading the Word]がわずかに役立つ。
 (とはいえ、このキャンペーンでは敵側からの進軍があるわけでもないので、ターンをゆっくりかけて進めていけばどうとでもなります)

・Lucent Mazeに突入。
 クエスト戦闘は自動解決できないことなどのチュートリアル。
 魔法の壁を突破するために、手前の敵から倒していく。

・北へ進軍を続けていると、新規Lordの招聘と部隊の編制に関するチュートリアルが発生。
 二部隊目の編成は任意だが、城攻めなどの際に補助につけると有利に働く。
 維持費の問題もあるので、あまり高価なユニットを入れないほうがいい。

・Hero:Patriarchが仲間になる。
 PatriarchのWoundで敵Heroを倒すミッションが発生。
 Frost Maidenのものとは異なり、こちらは成功させないと達成とはならない。

・中立のNorscaたちが貢物を持って来る。受け取るか、彼らと取引して外交ボーナスを得るかという二択。
 その後、外交スクリーンのチュートリアル。
 従前作からの変更点として、提案に対する相手方の姿勢が数値で視覚化されており、この値がマイナス(赤字)だとオファー自体ができない。
 金銭を支払うことによって値をプラスできる。ゼロを超えればオファーが行える=交渉成立となる。
 Balance offerボタンを押すと、 交渉値がゼロ付近になるよう適切な金銭を要求、もしくは提供するように自動で算定してくれる。
 いずれかのNorsca部族と軍事同盟を結ぶミッションをクリアすると、裏切り者への対処をどうするかという二択が発生。

・Brazen Altarでのクエスト戦闘
 前方の祭壇前に見えている敵に向かおうとすると右手前から敵の援軍が来る。
 その後さらに前方からも援軍が来るので、部隊を二手にわけて対処する。

・マップ上での部隊の移動スタンスに関するチュートリアル
 Raidスタンスでターンエンドするとクリアできるミッションが発生。

・The Screaming Chasm(光るサークル)にYuriの部隊が入るとイベント進行。
 The Howling Citadel(クエスト戦場)までの道が開かれる。

・The Howling Citadelでプロローグ・キャンペーン最終戦。
参考:クリア時の編成

 時折演出によって画面が激しく揺れるので、酔いやすい人は注意。

 戦闘開始後すぐに援軍として高位のデーモンExalted Bloodthirsterが加わる。
 飛行できるユニットなので、敵の前衛を飛び越えさせて遠隔ユニットを潰すのに役立つ。

 正面遠くに敵の本隊が見える。
 向かっていくとまず左から敵の援軍が現れる。
 奥の敵はいずれ向かってくるので、あまり前に出過ぎずに左側の敵を迎え撃つ。
 特に移動が速いFlesh Houndsに回り込まれて弓兵や砲兵を咬まれないよう、近接兵でブロックする。
 続いて右からも敵の増援。
 これもやはり迎え撃つ程度の姿勢であまり前衛と後衛の距離を離さないように戦う。
 その後、背後から敵の飛行ユニットに奇襲を受ける。
 砲兵を最後尾に置いていると真っ先に狙われるので、左側の敵と戦い終えた前衛を後ろに戻し、ガードさせる。
 移動が素早いデーモンにフォローさせても良い。
 プレイヤーの視点が後方に向いた辺りで前方奥の敵が忍び寄って来る。
 リーダーであるSlavin Kurnz(マンモスに乗っている)さえ倒せれば決着がつく。
 そのままプロローグ・キャンペーンのエンディングへ移行するので、残念ながらこの戦闘のリプレイは保存できない。

●なんとなく嬉しい偶然

 どちらかと言えば自著の話になってしまいますので、つづきは作家名義のページにて。

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