●「故障かな?」と思った原因不明の症状
比較的に新しめのサイズ製CPUファンが、いつの頃からか頑張らなくてもいい時にまで頑張ってくれちゃうようになり、ついには静音仕様のケースファンまでがたがた言い出すという状態が続いていました。
勝手知ったる自作PCなので、各パーツと取り付け具合をそれぞれチェックし、エアフロー周りの掃除を行ったものの直らず。(そもそも熱が問題ではない)
CPUファンスピードを調整するアプリなどを試したのですが直らず。(ファンスピードを制御できない時点で既におかしい。GPUファン側はMSIのAfterburnerで制御できる状態)
いよいよ故障かとうんざりしながらいろいろと実験していましたが、結果として――
1.BIOS(UEFI)からCPUファンの最低回転数を高めに上げてWindowsを起動。
2.再起動、もしくはスリープ、休止状態等からの復帰を試みて、CPUファン回転数不足のエラーをわざと出す。
3.BIOS(UEFI)から設定を確認することを求められるので、CPUファン最低回転数を「無視=止まるまで下げてもいいよ」に設定。
4.Windowsを起動。
――という機械を騙すような手順で静かになりました。
「えっ、こんな形で?」という感じでしたが、私はこれでCPUファン謎の爆音現象を解消できましたので、同様の症状に悩まされている方はぜひ一度試してみてください。
もちろんCPUを冷やす必要があるシーンではちゃんと頑張って回ってくれます。
●BIOS(UEFI)画面を開く手順
いくつかありますが、一番シンプルなのは
1.PCを再起動。もしくはシャットダウンされた状態から電源を入れる。
2.マザーボードのメーカーロゴが表示されている間に、「BIOSを開くならこれを押してね」と書かれているキーをぽちぽち押す。(押しっ放しでは無視されることもある)
設定によってはPCの起動に障害が生じる場合がありますので、元に戻せるようにどこをどういじったのかを覚えておくなど、気をつけてご利用ください。
最近の画面はフレンドリーなUIになっているので、見かけ上は旧来のBIOSと新式のUEFIいずれであるのか判断がつきにくかったりもしますが、手持ちのマザーボードはどちらなのか調べる方法があります。
1.「システム情報」を開く。
見つからない場合、検索から「システム情報」と入力。アプリを起動。
2.「システムの要約」画面から「BIOSモード」項を確認。
「レガシ」と書かれていればBIOS。
UEFIはそのまま「UEFI」と表示される。
ちなみに私がゲームに使っているPCのAsus製マザーボードP8Z77-Vは「レガシ」扱いでした。(10年戦士)
正直、ちゃんと動いてくれてさえいれば、どっちでもいいんですけれどね ("▼")
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