ただそれだけでも、そこへ帰る理由としては充分だったのだと思います。
DARK SOULS II 大人の初見プレイ道中記 #51
x of 5とか100点満点中何点であるとか、感想や観念の数値化にはあまり意味を感じないので私はやりません。
いわゆるメタスコアなどもあまり当てにはならず、「このゲームこんなに面白いのになんでスコアが低いんだろう」と不思議に思うことがよくあります。
おそらくそれは私という人間が「そこにあるものに楽しみを見出す」ことを好む性格であり、「与えられた楽しみ方にただ従う」タイプではないからだと思います。
ゲームにおけるレベルデザインとは、言うなれば「与えられた楽しみ」であり、こうして欲しいああやって切り抜けて欲しいといった、製作者側の意図に基づく形に「楽しみ方」もある程度は収斂されてゆくように思えます。
ただ、優れたそれらを備えるこのシリーズの場合は、明らかに誘導されていると感じる場面でもそれを覆すことがプレイヤーの意志により可能であり、時にプレイヤー自身の選択によって不利な状況へと陥ることがあっても「それを含めてのレベルデザインなのだ」と感じさせるだけ強さがあります。
DARK SOULS IIはどうだったか。
私がプレイする上で徹底したのは「無理はしない」ということでした。
すべての物陰に敵が潜んでいると考える。
敵が手強いのであればレベルを上げる。
武具が弱いのであれば強化するまでアイテムを集める。
結果としては「慎重に進み、手堅くレベルを上げたり装備を整え過ぎて、攻略の難度が下がってしまった」わけですが、これはこれで「私自身がそのゲームに見出した楽しみ方」であり、実際に楽しい時間を過ごすことができました。
DARK SOULS IIIではどのような「遊び場」が提示されるのか。
そしてそれを私はどう楽しむのであろうか。(※)
楽しみ方そのものを楽しんでみたいと思います。
※ これを書いている時点で私は既にIIIを始めています。
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