Dead Island リマスター版、Definitive Editionが登場 | ゲームのリメイクはありかなしか

　ゲーム性と爽快感、お馬鹿さが絶妙に噛み合っていたオープンワールドゾンビゲームDead Islandと、その続編Riptideのリマスター版であるDefinitive Editionの予約がSteamでも始まりました。

　スクリーンショットからはグラフィック全般の向上、フォトリアルになったというライティングが確認できます。

　オリジナル版所有者は今なら1本辺り85％引きの特別価格297円でお求め頂けます！　（ダイナミック・キャンペーン風）

　→ Dead Island Definitive Edition (Steam)

　→ Dead Island Riptide Definitive Edition (Steam)

　なお、バンドル版も販売されるようですが、こちらはRetro Revengeというベルトスクロールアクションゲームが付いてきます。

　オリジナル版未所有者はバンドル、所有者でRetro Revengeはちょっといらないかな…という方は先述の単体販売のものを購入すれば良いかと思います。

※これらのSSはオリジナル版のものです

[リメイクの是非]

　よく「ゲームにグラフィックは関係ない」と言われますが、この言葉は誤って解釈されているかもしれません。

　あくまで「ゲーム性の良し悪しにグラフィックは関係ない」のであって、「グラフィックが良いに越したことはない」のが本意だと思います。

　ゲーム性やグラフィック、その他の要素の向上を目して作られたリメイク作品をメーカーが世に送り出すことそのものに、私は抵抗はありません。

　欲しいと思えるレベルの改善が施されたものであれば買いますし、「たいして変わっているように見えない」もしくは「美しい思い出のままにしておきたい」と思えば買わないだけです。

　ただ、オリジナル版や前バージョンを所有している人間へのなんらかのケアがあっても良いのではないでしょうか。

　たとえばこのDead IslandやDeus Ex: Human Revolutionのリマスター版のように優待価格（※）で購入できたり、Darksiders II Deathinitive Editionの無料配布（やりすぎ）の例であったり。

　リメイクであるか否かではなく、そうしたケアがあるかないかのほうが是非の判断に影響するように思えます。

　※ Deus Ex: Human Revolution Director's Cutのオリジナル版所有者向け割引は既に終了しているようです。（注：　私が購入済のためにそう見えるだけかもしれません）