2020年11月13日

PS4初期型修理受付終了の話に触れて | 家庭用ゲーム機の利点と欠点

 受け付けてくれるのは、今年のクリスマスに必着分までとのこと。

[意訳:代わりにPS5をお買い求めください]
 「部品の在庫が切れた」という理由だそうですが、その辺は生産数からそもそも調整されているはずですし、PS5の発売に合わせて発表されたという観もあります。
 PS4初期型発売からおよそ7年という期間を早いと見るか充分と見るかは人によるかもしれませんが、故障への対応はもうちょっと延ばしても良いものではないかと思っています。
 私はゲーム機を自分で分解してサポート対象外にしてしまう口ですが。
  ("ω") 調子が悪い時にはまず開けて、お腹の中をお掃除


[家庭用ゲーム機の利点と欠点]
 家庭用ゲーム機の利点は、なんといっても「ゲーム機とソフトさえ買えばすぐにそれだけで遊べる」という辺りだと思います。
 特に機械の扱いやファイルの操作に習熟しておらずとも、説明どおりにコードをつないで電源を入れれば起動してくれるので楽ちんですね。

 PCの場合はとかくマシンの構成や環境によって挙動が左右されたり、そもそも起動しなかったりと、トラブルと向きあって解決する必要があったりもしますが、ゲーム機であれば構成も環境も決まっているわけですから、適切なチューニングが施されたゲームを最初から遊べるという簡便さがそこにはあります。
 だからこそ最適化が施されていないマルチタイトルが文句を言われたりするんでしょうけれど。

 欠点としては、やはり「寿命」がある点でしょうか。
 後方互換が確保されているとは限らず、今回のPS4→PS5への移行のように、主要タイトルがほぼそのまま遊べる上に、アップグレード版が提供されることもあるというケースのほうが珍しいとも言えます。
 基本的には古いゲーム機のタイトルは新しいゲーム機では遊べず、またソフトを購入し、それだけ出費がかさむという構図が繰り返されているわけです。
 そもそも故障してしまうと修理サポートが終了しているモデルは救済するすべに乏しく、ソフトもろともオブジェになってしまう、という。

 互換性については昔のPCゲームやその他のソフトにも同じことが言えました。
 当時はOS自体が統一化されておらず独自の物によって走らされ、88や98、X1などそれぞれの機種専用(専売という意味ではなく)タイトルが制作・販売されていました。
 それらをいまのWindowsマシンで走らせようと思っても基本的には難しく、リメイクを待つ以外にはエミュレータ(※)を介して走らせるという手段くらいしかありません。
 ※あくまで趣味的な物で(時に違法な物で)公式に許諾された方法ではありません。

 私も【ダイナソア】や【ブランディッシュ】、【ぽっぷるメイル】など、往年の日本ファルコム作品のコレクションを「リメイクではなくそのまま遊びたい」と思っても、ダンボール箱の中に眠ったまま動かせないでいます。
 ブランディッシュ三部作、面白かったなぁ…… ("ω") 4とかは知りません

 ただ、現在のPCゲームソフトはライセンスさえあれば現行のマシンに適したアップデートを施した形で走らせることも可能で、MODなども含めて家庭用ゲーム機より柔軟な形で扱える点が魅力です。
 家庭用ゲーム機とPCで同じタイトルが出るのであれば、個人的には今後も迷わずPC版を選択すると思います。

 そろそろ【Bloodborne】の専売を外して、PC版を出してくれませんか、と。
 あの手の世界観、大好きです。("▼")

 明日につづく



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