久しぶりにこの手のゲームを遊びましたが、とっても楽しかったです。
とりあえずノーマルで一周した後、イージーで別ビルドを試してみました。 続編の(話としては前日譚)【~Lockdown】もライブラリで待機しています。
TRPGを扱ったSFファンタジー小説 【神様もサイコロを振るかもしれない】
[感想]
タイトルからして「蒸気によるもの」というくらい、スチームパンク感のあるダンジョンを攻略するリアルタイムアクションゲームです。
リアルタイムとはいっても時間停止+自分が行動する時だけ時間を進める機能がついていますので、落ち着いて考えながら遊ぶこともできます。
グリッドベース(マス目単位)で移動するこの手のゲームをクリアまでプレイしたのはSFCの【ダンジョンマスター】以来なのですが、古臭さもなく、2021年にプレイしても充分楽しめるタイトルでした。
難点としては、ノーヒントでは気づきにくいスイッチ類が存在すること、キャラクターのビルドによって戦闘の難易度が大きく変わり、最悪回復アイテム不足で詰む可能性もあることなどでしょうか。
戦闘に関しては数段階の難易度設定もあるので、お好みに調整することもできます。
厄介な魔術師タイプの敵。 佇まいは素敵。
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[攻略メモ]
●全般
・とにかくF5(クイックセーブ)
新しい部屋に入った途端に閉じ込められて複数の敵に囲まれる……という流れが多いので、部屋に入る前にF5を押す癖をつけておく。
クイックロードはF9。
・時間を止めて考える
デフォルトはCaps Lock(Shiftキー+Caps Lockキー)。
移動や攻撃などのほか、Shiftキー長押しで何もせず時間を進められる。
リアルタイムにこだわりたいプレイヤーはオフにもできる。
※Windows側の設定で、Shiftを5連続押すと入力補助のショートカットが起動する場合がある。
ゲーム中に起動してしまった場合は、そのままキー操作の設定へと移り、オフにすることを推奨。
●ダンジョン攻略
・アイテムは床に置ける。
インベントリが一杯になったら何かを置き、その袋に追加で詰め込んでいく。
再訪するのが難しい場所に大事な物を置かないように気をつける。
いらないフットスイッチを押す素材にもできる。
(アイテムで押しっ放しにできないフットスイッチもある)
・箱は押すだけではなく引くこともできる。
上半分にカーソルを当てると押し、下半分は引きを選択できる。
押すことしかできない箱もある。
・見えにくい場所に操作できるものがある。
棚の下のスイッチ、扉そのものについているスイッチ、天井近くのバルブなど。
・仕掛けを動かす道具が現場からかなり離れたところに置かれていたりもする。
鍵が別階層にある部屋なども存在するので、周辺を探って見つからないようであれば、マップにメモだけ書き入れて後回しにする。
・一部のエリアはマップが機能しない。
覚えておけない場合は昔ながらの手書きメモ+方眼紙を用意する。
・パスワードは周回ごとに変わる。
●戦闘面
・アイテムは有限
ゲームを通じて、体力とエネルギーを回復するアイテム、弾薬は有限。
敵との戦いで消耗があまりに激しかった場合はロードしてやり直すことも考えられる。
(一部敵が無限湧きするものの、それらからは経験値やアイテムを取得できない)
・メインの戦術を早めに選ぶ
無難に進めるなら片手武器+盾のスタイル。
キャラクター操作に自信があるなら攻撃は歩きで回避できるので、両手持ち(二刀流)の近接武器やショットガンでがんがん攻めていける。
ガジェット(このゲームにおける魔法)を主力にもできるが、回復アイテムが有限なので、エネルギーの浪費には注意。
時間停止ありでゲームを進めるのであれば、防御を一切考えなくてもいい。
・リソースが有限なのに、一部無限湧きする敵がいる。
その場面に出くわしたら箱を押して敵の出現場所を塞ぐ。
敵が召喚している場合は召喚者を倒す。
最終ボスに関しては倒すためのギミックにも関係しているので、召喚されたものを倒していく。
●サーキット(スキル)育成
・ゲームクリア前の段階でレベル15ほどにしかならない。
サーキット+1アイテムを利用しても、修得できるスキルラインは3ライン+少々。
無駄なポイントを振る余裕はないので、「近接」「射撃」「ガジェット」のいずれを主力にするか、どのラインを究めるかを早めに決めたほうがいい。
各ラインのV段階目は強力な効果を持つので、目指すキャラクターを作れるように上手く組み合わせたい。
・打撃武器
片手メイスや両手ハンマー。
機械にダメージボーナス有り。
スタンで相手の動きを止められる。
V段階目に範囲攻撃化させることもできる。
・ブレード
片手剣やダガー。
生身の敵にダメージボーナス有り。
相手を出血させて追加ダメージを与えられる。
V段階目で命中精度を大幅に向上できる。(再攻撃チャンスとの択一)
・ハンドガン
シールドを構えつつ片手で扱え、遠距離から一方的に相手を攻撃できるため、様々な場面で役立つ。
弾薬取得数も上昇する。
ゲーム内で取得できる弾薬は有限であるため、ハンドガンに限らず銃器メインで戦うのであれば早めに取りたいスキルライン。
両手持ちと併用すれば二丁ガンマンにもなれる。
・ライフル
ハンドガンよりも射程が1マス長い。
一撃の威力はハンドガンよりも高いがリロードが長い。
・ショットガン
至近距離で威力が高まる。
一部のユニーク品で敵をノックバックし、穴へ落とすことができる。
・両手持ち
このゲームでは両手にそれぞれ武器を持った状態を指す。(いわゆる「二刀流」)
単純に二倍の手数を得られる反面、命中率と威力にマイナス修整を受ける。
V段階目に上げれば命中率ペナルティは消えるが、威力ペナルティ-20%は残る。
アサルトリグなどと合わせると高速で斬りつけつつ体力を回復し続けられる。
V段階目の戦闘能力キャパシターを取得すると近接攻撃による与ダメージの5%を体力として吸収できるようになる。
なお、説明文の「範囲武器」とは銃器のこと。
・サーボ・サポート
攻撃の命中率、クリティカル率、及び回避率を上げる。
V段階目にオフェンス・コーディネーターを選ぶと精度+30%に加え、クリティカルヒット三回ごとに最大体力の7%回復する。
説明文の「インテグリティ」は体力のこと。
・融合コンバージョン
エネルギーの自然回復とガジェットの威力を高める。
III段階目のリアロケータでフューミウム(経験値)取得量が8%増加する。
V段階目のリダイレクター(※)を取得するとキル毎に体力を7%回復できる。
※キル毎にエネルギー10%を回復するリクラメータとの択一。被ダメージを抑える自信があるならこちら。
・エレメンタル・コンダクター
各属性への耐性を高め、属性ガジェットの効果時間を延ばす。
V段目のエレメンタル・トランスミッターを取得すると、属性ガジェットで与えたダメージに応じて体力も回復する。
相手の属性耐性も無視する。(酸持ちに酸が効くようになったりする)
●スキルライン組み合わせの例
・両手持ち+サーボ・サポート+ブレード
殴って体力を回復し、ごり押しできる。
クリティカル3回ごとに体力最大値の7%を回復できることを活かすため、防具は体力重視。
・融合コンバージョン+エレメンタル・コンダクター+ライフル
初見プレイ時のノーマルで用いた組み合わせ。
範囲攻撃ガジェットをメインに戦い、自然回復を待つ間銃器でフォローする。
主人公を中心に発生する毒沼や電撃を撒いて逃げているだけでも敵が死ぬ。
途中で手に入る体力吸収ガジェットも薬代わりになる。
エネルギー回復アイテムをいかに温存できるかが肝なので、防具はエネルギー回復重視。
●プレイ動画
※ネタバレを含みます。
・光の弾を全弾ブロックすることが求められるパズル
・難易度イージー、ブレード二刀流でのラスボス戦
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