Update5が正式リリースされたので、いろいろいじってみました。
ズープ機能の追加で建築効率は上がったものの…… デザインへのこだわりが増して、むしろさらに時間を食うゲームになったかもしれません。(嬉しい悲鳴)
●ズープ機能
オブジェクト設置時に「建設モード切替」(デフォルトはRキー)でモードを切り替え。
土台や壁といった連続的なオブジェクトの配置速度が大幅に向上しました。
これまではちまちま場所を確認しながら一枚一枚並べていましたが、 ズープモードにしてマウスをガッと動かすだけになったので超楽ちん。 もっと早くに欲しかった機能。 |
●カスタマイザー
建設パネル(デフォルトはQキー)から「カスタマイザー」タブをクリック。
設置されたオブジェクトの色、素材、貼りつけるパターン等をまとめて変更できます。
追加された材質やパターンはAWESOMEショップで購入できます。
("ω") つまり、AWESOMEシンクに生産物をどんどん流し込んでクーポンを貯める必要があります。
色だけではなく材質まで選べるようになったため、 ますますこだわり甲斐が増しています。 |
・色の変更
「デフォルト」「レギュラー」枠の色を編集すると、その枠で塗られた既存の設置物のカラーリングも一緒に変更されます。(従前のカラーガンによる塗装と同じ仕様)
「カスタム」枠は独立しており、そのオブジェクト固有のカラーリングを施すことができます。(色を塗ったあと、カスタム枠のカラーを編集しても、既に塗られた物の色は変更されない)
・素材の変更
土台や壁の素材をまとめて変更することができます。
選択した材質ごとに異なる素材が必要になる点に注意が必要です。
前バージョンまでは土台はコンクリートのみで設置可能でしたが、Update5からは材質によっては複数の素材を求められます。
基本素材であるコンクリートx5に加えて、
コンクリート、アスファルト製: コンクリートx2
FICSIT製: 鉄板x2
グリップ金属: 鋼梁x2
めっきコンクリート: プラスチックx2
――が加わります。
素材に関しては設置する段階で選ぶこともできます。
なお、土台の素材によって足音も変わります。(芸細)
例外的にガラスフレーム土台は専用のカテゴリとなっており(建築資材→1.フレーム)、カスタマイザーを利用して他の土台と置換することはできません。
これまで透明な屋根を表現するにはガラスフレーム土台を使う方法がありましたが、今回新たに「ガラス・平屋根」が加わりました。
こちらであれば別の素材への置換も可能です。(ガラス以外は透明ではない)
・パターンの貼りつけ
オブジェクトの表面にパターンを貼りつけることができます。
パターンを貼りつける際にカラー弾薬を消費します。
パターンの色は、貼りつける元のオブジェクトの第二カラーが反映されます。
それっぽいデザインに。 たぶん、MODで好きな絵を貼りつけられるようにもできちゃうんだろうな、と。 |
●標識
標識や看板として建てられる物のほか、各種製作機やコンテナに貼りつけるラベルタイプの物が追加されました。
製作品や収納物って、集中してプレイしている間はどこでどうしているかも覚えているものですが、 前回のプレイから間が空いたりすると忘れちゃうんですよね。 |
標識としての利用のほか、自分への叱咤激励めいた標語も並べられます。 |
●列車と駅
・列車の衝突
列車同士にコリジョンが設定され、衝突するようになりました。
一本のレールをそのままでは共有できなくなったため、複線の配置、信号による管理等が必要です。
衝突して転がった列車は選択するとレールへ戻すことができますが、そのまま戻しても衝突相手とお見合い状態になるだけなので、問題を解決してからのほうが良いかと。
・ルート設定
駅をクリックしたあと時刻表タブを開くと、その駅に連結されている全ての駅とレールの上に配置されている列車が表示されます。
駅を介して列車の自動操作切り替えや時刻表指定、名称変更ができます。
・ブロック信号とパス信号
ブロック信号はレールを部分的にブロックとして分割し、そのブロックに列車が存在するときは他の列車を新たに進入できなくさせるもの。
レシピ:鋼鉄のパイプx2 銅のシートx1 回路基板x2
パス信号は分岐などと絡めて用いる特殊な信号。
ブロックを占有するのではなく、その経路を通行可能な場合に進入を認めるもの。
レシピ:鋼鉄のパイプx2 銅のシートx1 コンピューターx1
信号はレールの継ぎ目にしか設置できません。
環状線の場合、基本的にふたつ以上を組で使わないとエラー(※)が発生します。
※「信号がループしています」と表示されるのは、信号を配置した場所に何かしらのルートを辿って後ろから進入する経路があるため。
このあたりは列車要素がある他のゲーム同様、論理的に正しく配置しているつもりでも実際の運行に支障をきたす場合があるので、短い区間や独立したテスト用レールを敷いてトライアンドエラーを経つつ調整してみることをオススメします。
別ゲームになってしまいますが、【Factorio】や【Railway Empire】の列車運行チュートリアルが参考になるかも。
("ω") まあ、考えるのが面倒な場合は、単純に線路を増やす路線で。
●一部マップ形状の更新
北の森は以前よりも自然な森といった印象に変わりました。 |
まあ、伐るんですけどね。 |
砂丘地帯のオアシス近くにモーター工場を建てたのですが、 その近辺にも変更があると予告され、心配していました。 |
ちなみに、北東部の山の頂上が簡素に平べったいままなのは変わっていません。 ここもいつか手が加えられるのでしょうか。 |
●新BGMの追加
新しい曲もこのゲームの落ち着いた雰囲気を壊さない素敵なアンビエント系です。
もっとも、いつもはBGMを消して動画等を観ながらプレイしちゃってますが。
●その他
・一部レシピの素材変更
土台や壁の素材を選べるようになったほかに、一部建築物の素材にも変更がありました。
ガラス窓にシリカを用いるようになり、石英が遠い草原マップなどでは序盤に作りづらくなったのでは。
(一応伐採で入手することもできる)
逆に照明機器はクイックワイヤーで作製できるようになったため、カテリウムさえ確保できれば石英が得られなくても工場を明るく照らすことができるようになりました。
・セーブ&ロード時間が長くなった。
オブジェクト周りの情報量が増えたからか、書き込みと読み込みが若干遅くなったように感じられます。
オートセーブのとき、一瞬フリーズしたのかと思いました。
・スロープが単体で土台の辺に接続できるようになった。
新規に傾斜を築く場合にはまず土台を置いてその上にスロープを重ねるか、AWESOMEショップでダブル・スロープをアンロックして用いるか、という感じでしたが、序盤から坂を作りやすくなりました。
・各種の穴を床に開けられるように。
パイプ、チューブなどの穴を土台に開け、それらを接続できるようになりました。
地味に便利だと思うのがコンベア・リフト用の穴。
これまで上下階層向けのリフトを整備しようと思うと、穴つきの壁に貼りつけ、予め開けて置いた上下の空隙に伸ばすしかなかったのですが、この穴の追加のおかげで簡便に新規の上下移送ルートを築けるようになりました。
プレーリードッグかチンアナゴか、といった感じに見えなくもない。 |
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